UQモバイルから楽天モバイルに乗り換える手順！デメリットを消せるタイミングはいつ？

UQモバイルから楽天モバイルに乗り換えを検討している人もいるでしょう。

「乗り換えのデメリットはない？」

「正解の乗り換えのタイミングはいつ？」

「乗り換え時の注意点は？」

と思っている人に対して、本記事ではUQモバイルから楽天モバイルに乗り換えるメリットやデメリット、乗り換える際の手順を紹介します。

また乗り換えにあたってベストなタイミング、楽天モバイルに乗り換えるのにおすすめな人も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

UQモバイルから楽天モバイルへ乗り換える際のデメリット5つ

UQモバイルから楽天モバイルへ乗り換えるときのデメリットは下記の5つです。

デメリット1｜スマホの電波がつながりにくくなる可能性がある

UQモバイルはプラチナバンドに対応していて、郊外や建物内でも非常に電波がつながりやすいです。

一方の楽天モバイルは、プラチナバンドを獲得したもののまだまだ基地局の整備が進んでおらず、山間部やショッピングモールではつながりにくい場所も存在しています。

そのため、少しでも電波がつながりづらいとストレスを感じてしまう人にはデメリットと言えるでしょう。

とはいえ楽天モバイルの電波は年々改善傾向にあり「以前繋がらなかった場所が今は快適」といった声も多く聞かれます。また、楽天モバイルはauの電波を一部で利用しているので「全く使い物にならない」といったレベルではありません。

SIMロックの解除が必要な場合がある

UQモバイルから楽天モバイルに乗り換えると、SIMロックの解除が必要な場合があります。

SIMロック解除が必要な端末	SIMロック解除が不要な端末
2021年9月30日以前の端末	2021年10月1日以降に購入したスマホ

2021年10月1日以降にUQモバイルで購入したスマホは、SIMロックの解除は不要です。

しかし、2021年9月30日以前の端末ではSIMロックの解除が必要な場合があります。

UQモバイルの取り扱い店舗で手続きをすると、3,300円（税込）の手数料が発生しますが、自分でSIMロック解除を行えば、手数料はかかりません。

・SIMロック解除対象機種かどうか
・ネットワーク利用制限中の携帯電話でないこと
・機種購入から101日目以降であること（100日以内でもSIMロック解除手続きが可能な場合あり）
・故障修理等が完了しているかどうか

などのSIMロックの解除可能な条件に当てはまるかどうかをUQモバイルのホームページなどで確認し、My UQ mobileから手続きができます。

節約モードが利用できなくなる

UQモバイルから楽天モバイルに乗り換えると、節約モードが利用できなくなります。

UQモバイル	楽天モバイル
データ消費量のカウントなしで使える節約モードがある	節約モードがない

UQモバイルには「節約モード」があります。

節約モードを利用すると、送受信最大300Kbpsの速度でデータ消費ゼロでスマホを使うことが可能。

300Kbpsでできることは以下の通りです。

普段スマホでよく使う機能を思う存分データ消費ゼロで楽しめます。

楽天モバイルには節約モードがありません。

ただし、データ容量無制限で利用できるプランがあります。

対面ショップが少なくなる

UQモバイルから楽天モバイルに乗り換えると、対面ショップが少なくなります。

UQモバイル	楽天モバイル
取扱店や専門ショップが2,700店舗以上	全国各地に1,000店舗以上

UQモバイルは、取扱店および専門ショップが全国各地にあります。

店舗とサービス内容は以下の通りです。

UQスポット（UQ専売ショップ）	新規申し込み、契約情報変更、機種変更
au Style	新規申し込み、契約情報変更、機種変更
au ショップ	新規申し込み、契約情報変更、機種変更
UQ mobile取扱店	新規申し込み、機種変更

全国各地に多くの店舗数があるので、居住地域の近くで見つけやすいです。

UQモバイルの実店舗は、UQモバイル公式サイトの「販売店舗一覧」から探すことができます。

楽天モバイルは全国各地に店舗数を広げてきていますが、UQモバイルと比較すると店舗数はかなり少ないです。

都心部に店舗が集中しているため、地方在住の場合は店舗が近くにない場合もあります。

楽天モバイルの実店舗は、楽天モバイル公式サイトから検索可能。

料金の支払い方法が減る

UQモバイルから楽天モバイルに乗り換えると、料金の支払い方法が減ります。

UQモバイル	楽天モバイル
クレジットカード／デビットカード インターネットバンキング（Pay-easy） コンビニエンスストア 口座振替（郵便局の場合は自動振込）	クレジットカード／デビットカード 口座振替

UQモバイルには複数の支払方法があるので、都合が良い方法を選択できます。

楽天モバイルの支払方法は、クレジットカード／デビットカード、口座振替の2種類です。

UQモバイルから楽天モバイルへ乗り換える際の注意点・確認すべきこと

ここまでUQモバイルから楽天モバイルへ乗り換える際のデメリットについてお伝えしてきました。

この項目からは、乗り換える際の注意点・確認すべきことについてご紹介します。

UQモバイルから楽天モバイルへ乗り換える際の注意点は以下の3つです。

UQモバイルから楽天モバイルへの乗り換えをスムーズにするためにも、注意点・確認すべきことをチェックしてみてください。

使えるスマホか確認

ワイモバイルで使っていたスマホを楽天モバイルでも使うのであれば、乗り換える前に使えるスマホかどうかの確認をします。

iPhoneを使っている場合は、ほとんどのモデルが対応。

ただし、一部の古い機種は対応していません。

Androidの場合、機種によっては対応していないものもあります。

楽天モバイルで使えるかどうかは、楽天公式サイトの「対応製品一覧」から確認できます。

MNPの有効期限

MNP予約番号の有効期限は取得日を含めて15日間です。

MNP開通手続きを行う際は有効期限内に行います。

有効期限が切れていると、MNP予約番号の再取得をすることになります。

有効期限切れを防ぐには、予約番号を手に入れたらすぐに手続きを済ませるのが良いです。

エリア範囲内か確認

楽天モバイルの回線は、2022年10月時点で人口カバー率が98％です。

都市部では問題なく使えても、地方では楽天モバイルの対応エリア外というケースもあります。

乗り換え前に、楽天モバイルのエリアについて確認しておきましょう。

UQモバイルから楽天モバイルへの乗り換え手順まとめ

ここまでUQモバイルから楽天モバイルへの乗り換えの際のデメリットや注意点をお伝えしてきました。

それを踏まえたうえで乗り換えを希望する方のため、この項目ではUQモバイルから楽天モバイルへの乗り換え手順を解説します。

大まかな乗り換えの流れは以下のとおりです。

UQモバイルから楽天モバイルへの乗り換えは上記の手順で行えばスムーズに進みますよ。

【手順1】事前準備

乗り換え前に事前に以下の4つを準備しておきます。

本人確認書類（免許証など）

運転免許証や保険証など、契約者本人が確認できる書類を準備します。

楽天会員ユーザIDとパスワード

楽天会員のユーザーIDとパスワードを準備します。

楽天会員になっていない場合、まずは会員登録を済ませましょう。

楽天会員の登録手順は以下の通りです。

1.楽天の会員登録ページへアクセスし、メールアドレス等の必要事項を入力し、ユーザーIDとパスワードを設定する

2.「同意して次へ」を押す

3.入力内容を確認し、「登録する」を押して完了

クレジットカードまたは銀行口座情報

楽天モバイルの料金支払いはクレジットカード（デビットカードも可）か口座振替です。

クレジットカード・デビットカードの場合はカード情報。

口座振替にする場合には銀行口座情報を準備しておきましょう。

MNP予約番号（電話番号をそのまま使う場合）

UQモバイルから楽天モバイルへ乗り換える際に、今まで使っていた端末や電話番号をそのまま利用する場合、MNP予約番号の取得が必要です。

MNP予約番号は電話とWEBから手続きができます。

【手順2】楽天モバイルのサイトから申し込み

楽天モバイルのサイトから申し込みを行います。

申込みの流れは以下の通りです。

楽天モバイルの申し込みをする際、まずは楽天会員のユーザーIDとパスワードでログインします。

プランや希望するオプション、端末を選択。

本人確認書類をアップロードしMNP予約番号を入力。

支払い方法を選択し契約者の情報を入力すれば完了です。

【手順3】開通手続き

SIMカードが届いたら「my 楽天モバイル」にログインして、以下の流れでMNP開通手続きを行います。

【手順4】APN設定

利用する端末によっては、APN設定を行う必要があります。

APNとはAccess Point Nameの略で、インターネットの接続先を契約した通信事業者に設定します。

iPhoneで楽天モバイルの回線を利用する場合、ほとんどの機種でAPN自動設定が有効なので、自分で設定をする必要はありません。

しかし楽天モバイル以外で購入したAndroid端末など、機種によっては自身でAPN設定が必要です。

AndroidスマホでAPN設定する方法を紹介します。

UQモバイルから楽天モバイルへ乗り換える際のメリット

当記事の冒頭では、UQモバイルから楽天モバイルへ乗り換える際のデメリットについてお伝えしました。

ここではメリットについてご紹介いたします。

UQモバイルから楽天モバイルへ乗り換える際のメリットは以下の5つです。

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

料金が安くなる

UQモバイルから楽天モバイルに乗り換えると、料金が安くなります。

UQモバイル	楽天モバイル
利用料金は月1,628円～3,828円	利用料金は月額1,078円～3,278円

※表示価格は税込みです。

UQモバイルと楽天モバイルの料金プランを比較します。

容量	UQモバイル料金	楽天モバイル料金	差額
～3GB	1,628円	1,078円	550円
～15 GB	2,728円	2,178円	550円
～20GB	3,828円	2,178円	1,650円
～25 GB	3,828円	3,278円	550円
使い放題	なし	3,278円	3,278円

全てのプランでワイモバイルより楽天モバイルの方が550円以上安いことが分かります。

キャリアメールが無料で使える

UQモバイルから楽天モバイルに乗り換えると、キャリアメールが無料で使えます。

UQモバイル	楽天モバイル
キャリアメールが有料で利用できる	「@rakumail.jp」が無料で利用できる

UQモバイルは「～@uqmobile.jp」というキャリアメールをオプションで使えますが有料です。

楽天モバイルのメールアドレス設定方法は以下の通りです。

データを無制限で利用できるプランがある

UQモバイルから楽天モバイルに乗り換えると、データを無制限で利用できるプランがあります。

UQモバイル	楽天モバイル
データ容量25GBまで	データ無制限あり

UQモバイルは3GB・15GB・25GBの3つのデータ容量プランがあります。

楽天モバイルは、データ使用量に応じて利用料金が変わります。

20GB以上は、どれだけデータ量を利用しても3,278円です。

50GBでも100GBでも無制限でデータが使用できるので、思う存分利用できます。

アプリ利用で国内通話が無料になる

楽天モバイルは、「Rakuten Link」という専用のアプリの利用で、楽天モバイル同士はもちろん、他キャリアのスマホや、固定電話への通話などの国内通話も無料になります。

ただし、無料通話の対象外となる番号へかける場合など、アプリを使用しない時は22円/30秒かかります。

UQモバイルには、楽天モバイルのような国内通話無料のサービスはありません。

通話オプションを利用することができますが有料です。

乗り換え時に違約金がかからない

UQモバイルから楽天モバイルに乗り換える際は、違約金がかかりません。

2022年4月1日より、UQ モバイル解約時にかかる契約解除料が廃止されたことによって、違約金は0円です。

同時に、他の通信事業者に乗り換える際のMNP転出手数料3,300円も廃止されています。

ただし、スマホをUQモバイルから分割で購入している場合は、端末残額の分割支払金については引き続き請求されます。

また、残債については「分割支払残額一括清算」をすることも可能です。

UQモバイルから楽天モバイルへの乗り換えをおすすめする人の特徴

上述のメリットを踏まえたうえで「UQモバイルから楽天モバイルへの乗り換えをおすすめな人」についてご紹介します。

UQモバイルから楽天モバイルへの乗り換えをおすすめする人は、以下のような方です。

次の項目から、乗り換えがおすすめの人の特徴をひとつずつご紹介します。

通話をたくさんする人

RakutenLinkを使って電話をかければ、通話料はかかりません。

通話をたくさんする人におすすめです。

Rakuten Link外の通話でも、月額1,100円のオプション料金を払うことで15分間の電話かけ放題が使えるオプションもあります。

データ使用した分だけ料金を支払いたい人

毎月のデータ使用量に差がある場合ほとんどデータを使用しない月があると、無駄に通信費を支払っているので、損をした気分になります。

楽天モバイルは、使用したデータ量に応じて自動的に利用料金が決定。

データを使用した分だけ支払いたい人には楽天モバイルがおすすめです。

データ使用量が毎月3GB以下の人

毎月のデータ使用量が3GB以下の人は、Rakuten UN-LIMIT VIIプランの利用で、利用料金を980円/月に抑えられます。

データ使用量が少ない人は通信費の節約になりお得です。

なお、2022年10月31日まではデータ使用量が月に1GB以下の場合実質無料で利用できましたが、2022年12月現在はデータ使用量が1GB以下の場合も有料となっています。

UQモバイルから楽天モバイルへの乗り換えはいつがベストタイミング？

UQモバイルから楽天モバイルへの乗り換えの際にもっとも迷うのは、乗り換えタイミングではないでしょうか。

やっぱり少しでもお得なタイミングで乗り換えたいですよね。

UQモバイルから楽天モバイルへの乗り換えのベストタイミングは、以下の2つがあります。

なぜこのタイミングが良いのか、ひとつずつご説明します。

月末

UQモバイルには解約金の制度がありましたが、今は撤廃されているため、いつ解約をしても違約金を請求されることはありません。

そして、UQモバイルと楽天モバイルは契約解除月でも基本料金が満額かかります。

ですが、楽天モバイルはデータ利用料に応じて料金が決まるため、3GB以下に抑えれば980円で利用できます。

月末に乗り換えをすれば楽天モバイルのデータ通信量を3GB以下に抑えられるので、楽天モバイルの利用料金を安くすることができます。

分割払いを完済した時

UQモバイルでスマホの代金を分割で支払っている場合、分割払いが完済したタイミングで乗り換えをすれば、スマホ本体代金の支払いが発生しません。

2年以上同じスマホを利用しているのであれば、楽天モバイルに乗り換えるタイミングでスマホを新しくするのもおすすめです。

2022年12月現在「楽天モバイル公式 楽天市場店」から「Rakuten UN-LIMIT VII」と対象Android製品をセットで申し込むと、最大32,800円OFFクーポンが付与されますよ！

UQモバイルから楽天モバイルへの乗り換えで使えるお得なキャンペーン

UQモバイルから楽天モバイルへの乗り換えに関するよくある質問

この項目では、UQモバイルから楽天モバイルへの乗り換えに関するよくある質問とその答えをご紹介します。

よくある質問には、以下の3つが挙げられます。

それではひとつずつ見ていきましょう。

スマホが使えない期間がある？

楽天モバイルの開通と同時にUQモバイルが解約になるため、乗換によってスマホが使えなくなる期間はありません。

楽天モバイルの契約月は日割りになる？

楽天モバイルの初月利用料金は日割り計算にはなりません。

楽天モバイルは、利用したデータ使用量に応じて料金が請求されます。

10月31日まで1GB以下なら0円です。

MNP予約番号が期限切れになったらどうすればいい？

楽天モバイル申し込み前にMNP予約番号が有効期限切れになってしまったら、予約番号を再発行する必要があります。

UQモバイルから楽天モバイルへの乗り換えまとめ

本記事では、UQモバイルから楽天モバイルへ乗り換える際の手順や乗り換えにベストなタイミングについて解説してきました。

さらに、乗り換えのメリットやデメリット、乗り換え時に利用すればお得に乗り換えできるキャンペーンも紹介。

乗り換えをおすすめするのは以下のような特徴がある人です。

乗り換えをおすすめする人	特徴
通話をたくさんする人	Rakuten UN-LIMITのアプリを利用すれば国内通話が無料で利用できる
データ使用した分だけ料金を支払いたい人	データ使用量使った分だけ利用料金を支払えるので無駄がない
データ量が3GB以下の人	データ使用量を3GB以下に抑えると利用料金を980/月に抑えらる

以下に、UQモバイルから楽天モバイルへ乗り換える場合のメリットとデメリットをまとめています。

ワイモバイルから楽天モバイルへ乗り換えるメリット
料金が安くなる キャリアメールが無料で使える データを無制限で利用できるプランがある アプリ利用で国内通話が無料になる 乗り換え時に違約金がかからない

ワイモバイルから楽天モバイルへ乗り換えるデメリット
エリアカバー率が低くなる SIMロックの解除が必要な場合がある 節約モードが利用できなくなる 対面ショップが少なくなる 料金の支払い方法が減る

アプリを利用すれば国内通話が無料で利用できるうえ、データを使用した分に応じて利用料金が請求されるので、無駄なお金を支払いたくない人におすすめです。