ドコモでアップルストアで買ったiPhoneに機種変更する手続き方法

数あるスマホの中でもトップシェアを誇るiPhoneシリーズ。

ドコモやauといったキャリアでも販売されていますが、iPhone本体を販売価格の安いアップルストアで購入するか検討している方もいるはず。

しかし、あなたがドコモユーザーなら「アップルストアで買ったiPhoneをドコモで使う方法は？」と悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。

そこで本記事では「ドコモでアップルストアで買ったiPhoneに機種変更する方法」と「ドコモでアップルストアで買ったiPhoneを使うメリット・デメリット」について詳細に解説します。

「そもそもアップルストアとドコモオンラインショップはどっちがお得？」といった疑問にも答えていくので、アップルストアでiPhoneだけを買う不安点や疑問点がまるっと解決できるでしょう。

ドコモでもアップルストアで買ったiPhoneに機種変更できる

結論から言うと、ドコモでアップルストアで買ったiPhoneに問題なく機種変更できます。

詳しい機種変更手順は後述しますが、現在のキャリアがドコモの方がアップルストアでiPhoneだけを購入しても全く問題ありません。

ドコモはiPhoneにSIMカードを挿入すれば通信可能

アップルストアで販売されているiPhoneは「SIMロックがかかっていない＝SIMフリー製品」なので、iPhoneにドコモのSIMカードを挿入するだけで通信可能です。

通信するために必要なAPN（アクセスポイント）設定や、プロファイルのインストール等、ややこしいことはありません。※一部機能を利用する場合はプロファイルのインストールが必要

iPhoneに付属されているSIMピンを使ってSIMトレーを取り外し、新しいiPhoneにドコモのSIMカードを挿入しましょう。

製品補償はApple Care+で対応

アップルストアで購入したiPhoneの製品補償はApple Care＋での対応となります。

ドコモのSIMカードを挿入して通信していたとしても、本体の購入元はアップルストア＝修理対応もApple Care＋での対応。

ドコモショップでは修理対応等してもらえないということを覚えておきましょう。

Apple Care＋の加入方法はアップルストアでiPhoneを購入した際に同時加入するか、iPhone購入から30日以内であれば以下の方法で保証に加入できます。

購入証明書が必要ですが、0120-277-535に電話してApple Care＋に加入することもできます。

ドコモとアップルストアはどっちが安くiPhoneを買える？

ドコモユーザーがアップルストアでiPhoneを購入する理由として、多くの場合は「アップルストアでiPhoneを購入した方が安いと聞いたから」といったものではないでしょうか。

こうした悩みの結論を先にまとめました。

ご存知のとおり、ドコモを含む大手キャリアのiPhone価格はアップルストアよりも割高です。

ただしドコモはiPhone購入時に利用できる割引や、iPhoneを返却することで実質負担額がお得になる「いつでもカエドキプログラム」など、様々な特典を実施しています。

つまり2年ごとに最新のiPhoneに買い替えるのであれば、ドコモオンラインショップで買った方がお得です。

ただしiPhoneを3～4年、もしくはそれ以上使い続ける場合はアップルストアの方が買い替え費用もなく結果的に得だとも言えます。

iPhoneを安く買う方法は下記の記事でより詳細に解説しています。

アップルストアで買ったiPhoneをドコモで機種変更する手続き

次に、アップルストアで買ったiPhoneをドコモで機種変更する具体的な手続き方法について解説していきます。

ドコモ側の手続きは不要！そのまま使える

前述したように、アップルストアで買ったiPhoneにドコモのSIMカードを挿し替えるだけで通信できるため、ドコモ側の手続きは不要です。

機種変更と言ってもSIMカードを挿し替えるだけなので難しいことはないかと思います。

iCloudにバックアップを取っている場合であれば、新しいiPhoneにこれまでのApple IDとパスワードでログインすることで連絡帳などの基本情報は復元されるためすぐにiPhoneが使えるでしょう。

アプリやデータを引き継ぐ場合はデータ移行が必要

アップルストアで購入したiPhoneにアプリやデータを引き継ぐ場合は、自身でデータ移行する必要があります。

といっても「本体に保存されたデータ」と「アプリ内のデータ」は別物なので注意が必要です。

	主な移行方法
iPhone本体に保存されたデータ	・クイックスタート⇐おすすめ ・iCloudバックアップ ・iTunesバックアップ
アプリ内のデータ（LINEやゲーム等）	IDと引き継ぎパスワードでデータ移行

本体に保存された写真やアドレス帳などのデータはiPhone同士を並べるだけでデータ移行できる「クイックスタート」を利用しましょう。

アプリのデータ移行はゲーム等であれば各ゲーム内で引き継ぎ設定、新しいiPhoneでアプリをインストール後、ID・引き継ぎパスワード等を入力すればデータが復元されます。

詳しい手順は引き継ぎしたいアプリの公式サイト等を確認してください。

多くの方が連絡ツールとして利用している「LINE」の引き継ぎ方法は以下のとおりですので、下記の手順を参考にデータを移行しましょう。

ドコモメールを使う場合はプロファイルのインストールが必要

新しいiPhoneでドコモメールを利用する場合は、プロファイルのインストールが必要です。

プロファイルのインストール手順は以下のとおり。

上記手順で、iPhoneのメールアプリからドコモメールが利用できます。

eSIMを利用中の場合はドコモで再発行手続きが必要

eSIMは物理SIMのように形がないため、SIMカードを挿し替えることができません。

古いiPhoneでeSIMを利用している場合、新しいiPhoneで通信するためにドコモオンラインショップからeSIMの再発行手続きが必要です。

ただしiOS16.4以上にアップデートできるiPhoneであれば、eSIMのクイック転送が利用できます。

クイックスタートのようにiPhone同士を横に並べて下記の手順を踏めば新しいiPhoneでeSIMが自動的に再発行されます。

ドコモでアップルストアで買ったiPhoneを使うメリット

ドコモでアップルストアで買ったiPhoneを使うメリットは以下の4点。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

販売価格が安い（2年で機種変更しない場合）

アップルストアのiPhoneはドコモで販売されているiPhoneよりも販売価格が安いです。

以下はドコモのiPhone14とアップルストアのiPhone14を比較した表ですが、アップルストアのiPhoneの方が2万円近く安価であることが分かります。

	ドコモ	アップルストア
iPhone14	138,930円～	119,800円～
iPhone14 Plus	158,180円～	134,800円～
iPhone14 Pro	174,130円～	149,800円～
iPhone14 Pro Max	201,850円～	164,800円～

前述したように、キャンペーンを考慮して2年ごとに買い替えるのであればドコモで購入した方が結果的にお得ですが、2年以上同じiPhoneを使い続けるのであればアップルストアのiPhoneを購入した方が負担が少なく済むでしょう。

利用中のiPhoneを下取りに出して割引が受けられる

アップルストアで新しいiPhoneを購入する場合、利用中のiPhoneを下取りに出すことで割引が受けられます。

下取りに出すiPhoneにもよりますが、最大で102,000円の下取り金額となるため新しいiPhoneをお得に購入可能です。※iPhone13 Pro Maxの場合（2023年9月時点）

Apple公式サイトによれば古いiPhoneは申し込みから14日以内にAppleのパートナー会社に到着するように送付すればいいので、データ移行する時間は十分あるでしょう。

ドコモで在庫切れのiPhoneが手に入る

購入予定のiPhoneがドコモで在庫切れしていても、アップルストアに在庫があることも。

ドコモオンラインショップはセールを頻繁に開催している関係か、iPhoneが在庫切れになることが多々あります。

キャリアで販売されているiPhoneよりもアップルストアの方が確保しているiPhoneの在庫数が多い可能性が高いため、ドコモで好きな色・容量のiPhoneが見つからない場合はアップルストアを覗いてみるといいでしょう。

SIMフリーのiPhoneが手に入る

アップルストアのiPhoneはすべてSIMフリーなので、SIMフリーのiPhoneが手に入ります。

とはいえ、2023年時点でアップルストアやキャリアを問わず、iPhoneにSIMロック解除はかかっていません。

結論どこで購入してもSIMフリーなため、SIMフリーのiPhoneが欲しいからと言ってアップルストアのiPhoneにこだわる必要はないでしょう。

ドコモでアップルストアで買ったiPhoneを使うデメリット

ドコモでアップルストアで買ったiPhoneを使うデメリットは以下の2点です。

2年で機種変更するならドコモオンラインショップの方が安い

前述したように、2年ごとに機種変更する場合は「いつでもカエドキプログラム」があるドコモオンラインショップの方が確実に安いです。

いつでもカエドキプログラムは残価と呼ばれる金額を差し引いた額を24分割、23ヶ月目までにiPhoneを返却することで24回目に支払い予定となる残価の支払いが免除されるプログラム。

iPhoneを返却する必要はあるものの、実質負担額が約半額になるため裏を返せば「2年ごとの最新のiPhoneに買い替えできる」ということです。

旧モデルiPhoneなど発売直後以外はドコモの方が安いかも

iPhone13や14といった旧モデルは乗り換えに限らずキャンペーン対象となりやすいため、アップルストアのiPhoneよりもドコモのiPhoneの方が安い可能性があります。

2023年9月時点で最大22,000円割引が受けられるiPhoneはiPhone13・13 miniの128GBのみですが、いつでもカエドキプログラムと組み合わせることで実質負担額は半額以上。

また、機種変更や端末のみ購入を含むすべての購入方法が対象です。※iPhone14を含むその他シリーズは20,000円相当のdポイントが還元

例えばiPhone14の128GBをいつでもカエドキプログラムで購入後、23ヶ月目にiPhoneを返却すると実質負担額が69,240円＋20,000dポイント還元となります。

旧モデルのiPhoneがお得に購入できることはドコモに限った話ではないため、各社のキャンペーンをチェックしておきましょう。

アップルストアで買ったiPhoneをドコモで機種変更するときのよくある質問

最後にアップルストアで買ったiPhoneをドコモで機種変更するときのよくある質問に答えます。

アップルストアで買ったiPhoneはeximoやirumoでも使える？

アップルストアで買ったiPhoneはeximoやirumoでも問題なく利用できます。

「アップルストアで買ったiPhoneをドコモで機種変更する手続き」で紹介したように、SIMカードを入れ替えるだけでOKです。

アップルストアで買ったiPhoneでドコモに乗り換えできる？

アップルストアで買ったiPhoneでドコモに乗り換え（MNP）できます。

ドコモオンラインショップからSIMのみ契約（新規・乗り換え）することで10,000円相当のdポイントがもらえます。

SIMカードが届き次第、アップルストアで購入したiPhoneにSIMカードを挿入するだけなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

＼ iPhone13実質22,033円！機種変更対象！ ／

ドコモオンラインショップ

まとめ｜ドコモでアップルストアで買ったiPhoneに機種変更する方法はSIMカードを挿し替えるだけ

本記事ではドコモでアップルストアで買ったiPhoneに機種変更する方法について解説しました。

結論としては次のとおりです。

ドコモでアップルストアで買ったiPhoneに機種変更する方法は、SIMカードを挿し替えるだけで非常にシンプルです。ややこしい手順はないので、あっという間に機種変更できますよ。

また、万が一ドコモ契約がなくirumoやeximoの利用を検討している方は、ドコモオンラインショップからSIMのみを契約し、アップルストアで買ったiPhoneに挿入しましょう。

新規・乗り換えでSIMのみを契約すると10,000円相当のdポイントが手に入ります。

アップルストアで買ったiPhoneにドコモのSIMカードを挿して使おうと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。