auの家族割は別居でも組める！支払いが別々や一人暮らしでもOK

本記事では、auの家族割について詳しく解説していきます。

auには家族同士の通話料とSMSが無料になる「家族割^®」と、スマホ代が永年割引される「家族割プラス」の2種類が存在します。

ただ公式サイトの記述が少しわかりづらく、今auを利用している人の中には「別居の親と家族割は組める？」「支払いが別でもいいの？」と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。

結論から申し上げると、auの家族割は適用条件さえ満たしていれば別居や支払いが別の人でも組めます。

ただし、あなたの状況によってはwebや電話で申し込みできなかったり、追加で確認書類が必要になる可能性も。

そこで、当記事ではauの家族割に加入するための適用条件をおさらいしつつ、別居や支払いが別の場合の適用方法をわかりやすく解説していきます。これから家族割を申し込む予定の人はぜひ参考にしてください！

auの家族割は別居でも組める

auの家族割は、適用条件さえ満たしていれば別居の場合でも組むことができます。

もちろんあなたと家族が適用条件を満たしていれば加入できますが、公式サイトをパッと見ただけで「自分は条件を満たしているかどうか」を理解するのは難しいです・・・。

そこで、以下ではau家族割の適用条件をわかりやすくまとめ、合わせて「一人暮らし（別居）」と「支払いが別々の場合」の場合の適用方法について詳しく解説しました。

下記の内容を読むだけで「あなたは適用できるのか」「適用できる場合はどうしたら良いのか」がまるっとわかります。au家族割の適用にお悩みの人はぜひ参考にしてくださいね！

auの家族割の適用条件

auの家族割には家族同士の通話料とSMSが無料になる「家族割^®」と、スマホ代が割引される「家族割プラス」の2種類が存在します。

まずは家族割^®の適用条件を見ていきましょう！

auの家族割^®は組む相手が家族であり、且つ家族割^®の契約回線数が10回線以内なら加入できます。つまり、別居している場合や支払いが別の場合でも問題ありません。

続いて、家族割プラスの適用条件をご覧ください。

auの家族割プラスは同一住所にお住まいの家族であることが適用条件になっていますが、2019年12月20日以降、auショップで手続きする場合のみ別居の家族も加入できます。

名義や支払いが別だったとしても申し込みできるので、たとえば「一人暮らし&自分で支払っている子と両親」もauショップで申し込めばOKです。

auの家族割で支払いが別々の場合の適用方法

auの家族割で支払いが別々の場合、auショップ・電話・webの3通りで手続きが行えます。

基本的にどの窓口でも申し込みできますが、同居しているけれど苗字が異なる場合はauショップでのみ手続き可能です。

また、同一住所+別姓の場合は家族関係証明書の提出も必要です。スムーズに手続きを行うためにも予め用意した上で来店しましょう。

同一世帯で姓が異なる場合	健康保険証（有効期限内） もしくは住民票（続柄記載/発行日より3カ月以内）
申込者と家族割相手との続柄が1親等（配偶者および親子（義親子含む））の場合	下記①②いずれかの書類 ①家族関係を証明できる「戸籍謄本（発行日より3カ月以内）」 ②「家族割®」相手のご本人様確認書類（コピー可）＋「家族割®」相手の「家族関係申告書」
パートナーシップ関係	地方自治体などで発行されるパートナーシップ関係が証明できる公的証明書

健康保険証は今使っているものを持参すればOKですが、住民票は発行から3ヶ月以内のものに限られます。過去に使用した住民票を利用する場合は注意してくださいね。

auの家族割で一人暮らしの場合の適用方法

auの家族割で一人暮らしの場合、auショップでの手続きに限り適用可能です。

前項でもお伝えしましたが、本人確認書類は原本のみ、住民票や戸籍謄本は発行から3ヶ月以内のものに限られます。

ただ家族関係申告書や親権者同意書は来店時に記入することもできるので、印刷が難しい人は用意せずに来店しても問題ありません。

auの家族割を利用するメリット

続いて、auの家族割を利用するメリットをご紹介します。

今では「家族で使うなら家族割に加入するべき」という風潮があるかもしれませんが、わざわざ手間をかけて加入する必要があるのかと疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

結論、auの家族割に加入することで年間最大13,200円スマホ代が節約できます。さらに家族間の通話料も無料になるので、家族への通話が多い人にぴったりの内容になっています。

つまり家族「割」の名に相応しく、料金的なメリットが非常に大きいのです。

なお、auの家族割は「家族割®」と「家族割プラス」の2種類が存在しますが、それぞれ加入するメリットも異なります。

下記では「家族割の具体的なメリットは何？」と思う人のために、auの家族割を利用するメリットを大きく4つに分けて解説していきます。

家族割プラス｜スマホ代が年間最大13,200円安くなる

auの家族割プラスを利用すると、スマホ代が年間最大13,200円安くなります。1人当たりの割引額なので、3人で加入した場合は最大39,600円も安く使うことができますよ！

なお、家族割の割引額は加入人数と料金プランによって異なります。

対象の受付中料金プラン	家族割プラス（一人あたり／月）
	2人	3人以上
使い放題MAX 5G ALL STARパック2 使い放題MAX 5G DAZNパック 使い放題MAX 5G ドラマ・バラエティパック 使い放題MAX 5G Netflixパック（P） 使い放題MAX 5G Netflixパック 使い放題MAX 5G with Amazonプライム 使い放題MAX 5G 使い放題MAX 4G DAZNパック 使い放題MAX 4G ドラマ・バラエティパック 使い放題MAX 4G Netflixパック（P） 使い放題MAX 4G Netflixパック 使い放題MAX 4G	翌月から－550円	翌月から－1,100円
スマホミニプラン 5G スマホミニプラン 4G	翌月から－220円	翌月から－550円

もし使い放題MAX 5Gを利用した場合、毎月1,100円割引×12ヶ月＝合計13,200円割引されます。割引幅が非常に大きいので、手間をかけて加入する価値は大いにあるでしょう。

家族割プラス｜永年割引

前項で紹介した家族割プラスの割引は、一度申し込みすると永年適用されます。

新しいプランに変えたり機種変更を行なっても適用され続けるので、今後もauを使い続けるのであれば、一度手間をかけて申し込んでおくべきでしょう。

なお、家族割プラスの割引が終了するケースはこちらで紹介しています。気になる人は合わせてご確認ください！

家族割^®｜家族間の通話やSMS送信が無料

auの家族割^®に加入すると、家族間の通話やSMS送信が無料になります。もし家族割^®に加入せず、月間30分の通話を行った場合の料金を見てみましょう。

離れて住んでいると、通話の機会が増えることもあるでしょう。しかし、一度上記のような料金がかかってしまうと電話の機会を減らさざるを得ないですよね。

その点、家族割^®に加入していれば別居家族との通話やSMSも無料で行えるので、料金を気にせず気軽に家族とコミュニケーションを取ることができますよ。

家族割^®｜対象プランが多い

auの家族割^®は対象プランが多く、新旧ほぼすべてのプランが適用対象です。長くプラン変更を行なっていない家族も、プラン変更の必要がなく気軽に加入することができます。

たとえば「au ピタットプラン/フラットプラン」は2017年に提供を開始⇨2023年に受付終了した料金プランですが、auの家族割^®はそういった旧プランも対象です。

そのため、料金プランは変えたくないと思う人も気兼ねなく申し込みすることができるでしょう。

なお、現在の家族割^®対象プランは以下のとおりです。公式サイトにも記載されていますが、今すぐチェックしたい人はぜひ参考にしてください！

家族割®｜当月から適用になる

auの家族割®の大きなメリットとして、申し込み当月からすぐに適用される点があります。当月適用してくれるので、すぐに家族間の通話やSMS送信を無料で行えるのが嬉しいポイントです。

たとえば、手続きが面倒で家族割®を組んでいなかったとしても、引越しや病気などをきっかけに通話が増えることもありますよね。

その点、auショップなら別居家族とも家族割®を組むことができますし、当月すぐ適用してくれるので家計の負担も抑えることができるでしょう。

ただし、家族割プラスは翌月利用分から適用されます。

auの家族割を利用するデメリット・注意点

続いて、auの家族割を利用するデメリット・注意点をご紹介します。

家族まとめてスマホ代がお得になるauの家族割ですが、メリットばかり聞いていると「本当にお得なの？」と不安になる人もいますよね。

そこで、以下では申し込み前に知っておくべきデメリット・注意点を4つにまとめ、安くならないケースや申し込みの注意点をわかりやすく詳しく解説しました。

事前にauの家族割を利用するデメリット・注意点を把握しておき、安心してauの家族割を申し込みましょう！

家族割プラス｜割引は翌月利用分から適用される

家族割プラスの割引は、申し込み翌月の利用分から適用される点に注意が必要です。

たとえば、口座引き落としの人が2024年1月に申し込んだ場合、2024年2月利用分から適用⇨2024年3月25日引落し分から割引が適用されます。

クレジット支払いの場合、カード会社の引き落とし日によって異なります。

すぐに適用されない点は少し残念ですが、一度加入すれば永年適用される点を踏まえるとそこまで大きなデメリットではないのではないでしょうか。

ただ来月の請求を見て「あれ？」と思う可能性もあるので、申し込み後すぐ割引が適用されないことは予め把握しておくと良いでしょう。

家族割プラス｜カウントのみの料金プランも存在する

家族割プラスは、カウントのみの料金プランも存在します。カウントのみの料金プランは割引対象外となるため、シンプルに加入時の恩恵が少ない点に注意が必要です。

ただし、家族割プラスは加入している人数によって割引額が異なります。

プランによって異なりますが、2人で-550円割引、3人以上の加入で-1,100円割引されます。

家族のスマホ代が安くなる可能性があるので、家族でauにまとめているのであれば、割引対象/カウントのみに限らず家族割プラスに加入することをおすすめします。

プラン変更などを行うと割引が終了する

まずは「家族割^®」と「家族割プラス」の割引終了条件をご覧ください。

◯・・・割引継続
×・・・当月末に割引終了

手続き内容	家族割®	家族割プラス
対象プラン以外への変更	新料金プランへの変更はOK	カウントのみになる可能性あり
解約
一時休止
譲渡
承継
「2年契約」「スマイルハート割引」などの廃止

上記のとおり、家族割の加入後に対象プラン以外への変更や解約、譲渡などを行うと手続きの当月末をもって割引が終了します。

新料金プランに関してはほぼ全てが対象プランに加わっているため、機種変更をきっかけに新料金プランへ変更するのは問題ありません！

一般的に「名義変更」と呼ばれる譲渡や承継を行った際も、新しい名義で家族割を引き継ぐことはできません。ただ再度手続きを行えば加入できますので、忘れずに手続きを行うようにしましょう。

家族割に加入できるのは同居&同姓または一親等まで

auの家族割に加入できるのは同一住所&同一姓、または一親等の家族までと定められています。

一親等の家族：配偶者、子、親（義理関係含む）

つまり、遠方に住む祖父母や孫と家族割を組むことができない点に注意が必要です。

とはいえ同一住所&同一姓であれば祖父母と孫であっても家族割に申し込みできますし、一親等以内なら遠方に住んでいる家族も家族割に加入できます。

ただ別居している家族の加入は「家族関係証明書」の提出が必要になりますので、こちらで解説する内容を参考に手続きを行なってくださいね。

まとめ｜auの家族割は別居でも組める！加入してお得にスマホを使おう

本記事では、auの家族割について詳しく解説しました。

結論、auの家族割は別居していても、支払いが別でも組めます。別居や支払いが別でもauショップなら加入申し込みができるため、必要書類（本人確認書類+必要に応じて家族関係書類）を用意してauショップへ足を運びましょう。

また、auの家族割には家族同士の通話料とSMSが無料になる「家族割^®」と、スマホ代が永年割引される「家族割プラス」の2種類が存在します。

どちらも加入することで大幅にスマホ代を節約することができるので、家族でauにまとめている人は別居や支払い別に関係なく、家族割を申し込むことをおすすめします！