格安SIMはスマホの料金を大幅に節約できるので、乗り換えを検討している人も多いのではないでしょうか?いざ乗り換えるならたくさんの格安SIMを比較し、少しでも自分にあったサービスを選びたいですよね。
しかし、格安SIMは種類が多すぎて「何をどう比較すればいいのかわからない」「サービスごとの違いがわからない」という疑問もあるはず。実際に、何も考えないまま「とりあえず乗り換えてみよう」と考えた結果、後悔してしまうケース多く存在します・・・。
そこで、当記事では初心者でも失敗しないように2023年に使うべき格安SIMをご紹介しました。
結論、格安SIMはまず速度を重視して選ぶことが後悔をしないポイント。ある程度の速度がなければ、せっかく安くなっても使い物にならないからです!
- 格安SIMはある程度の速度があるサービスから選ぶことが大事
- 数十円〜数百円の細かい料金差は気にしない方がいい
- 迷ったら2023年はワイモバイルがおすすめ
この記事では、格安SIMの実測速度を比較した上でおすすめを紹介しています。きっと「変えてよかった!」と思える、お得で使い勝手が良い格安SIMが見つかりますよ!
2023年|格安SIMおすすめ比較ランキング
まずは2023年に選ぶべき格安SIMのおすすめ比較ランキングをご紹介します!
詳しい選び方は後述しますが、色々なサービスを比較するのは面倒と思われる人もいますよね。そこで、先に料金や速度・キャンペーンなどを総合的に考慮した「とりあえずここに契約しておけば間違いない!」というサービスを集めました。
ランキングでは「どんな人におすすめか」という点を重点的にお伝えしていますので、迷う人はこの中から選んでくださいね!
1位|ワイモバイル

項目 | 内容 |
---|---|
回線種別 | ソフトバンク直回線 |
料金 | 3GB:990円 15GB:2,090円 25GB:2,970円 |
実測速度 | 61.26Mbps |
主なキャンペーン | 最大26,000円分のPayPayポイント還元 |
- 家族割もしくはおうち光割適用で料金が最安値クラス!
-
3GBなら月額990円で使える
- 速度が速い!
-
ソフトバンクのサブブランドなのでMVNOより安定している
- キャンペーンがお得!
-
PayPayの高額還元やセット端末の大幅割引があり格安SIMでも屈指のお得さ
- 料金は安く!速度はサクサク!を両立したい人
- キャンペーンがお得なサービスを選びたい人
- 家族(2回線以上)で契約する人
- 割引対象の光回線(ソフトバンク光)を契約している、もしくは一緒に契約できる人

2位|ahamo

項目 | 内容 |
---|---|
回線種別 | ドコモ直回線 |
料金 | 20GB:2,970円 100GB:4,950円 |
実測速度 | 133.91Mbps |
主なキャンペーン | SIMのみ乗り換えで8,000dポイント進呈 |
- 最高クラスの通信品質
-
ドコモと同品質の回線!格安SIMでいちばん速い
- 5分かけ放題が基本プランに込み
-
5分以内ならどんな通話でも追加料金なしでかけられる
- 超大容量プランがある
-
月間100GBで月額4,950円の「大盛りオプション」が使える
- 4K動画やオンラインゲームをガンガン楽しみたい人
- 20GBを超える大容量プランを格安で使いたい人
- 最安値でなくても速度や使い勝手で失敗したくない人

3位|IIJmio

項目 | 内容 |
---|---|
回線種別 | ドコモ・au回線(MVNO) |
料金 | 2GB:850円 5GB:990円 10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 |
実測速度 | 46.38Mbps |
主なキャンペーン | 不定期でスマホ・iPhoneの特価セールを開催 |
- 2GB~20GBまで5段階の豊富なプラン
-
ワイモバイルやahamoにはない「5GB」「10GB」などプランが豊富
- 格安SIMで最安値クラスの料金
-
複雑な割引なし!格安SIMで最安値
- MVNOの中では通信品質に力を入れている
-
ワイモバイルやahamoほどではないが、普段使いには十分な速度
- 月額料金重視で格安SIMを選びたい人
- 月間データ量が5GB〜10GB程度の人
- 店舗サポートがなくても平気な人

4位|LINEMO

項目 | 内容 |
---|---|
回線種別 | ソフトバンク直回線 |
料金 | 3GB:990円 20GB:2,728円 |
実測速度 | 76.62Mbps |
主なキャンペーン | 3GBプランが実質半年間無料 20GBプラン契約で10,000PayPayポイント還元 |
- ahamoより安い20GBプラン
-
月額2,728円でahamoより安く使える!
- 大手キャリアが直接提供する格安SIMでキャンペーンが一番お得
-
3GBプラン半年実質無料や10,000PayPayポイント還元!
- 3GBプランがある大手キャリアの格安SIM
-
ahamoでは未提供の3GBプランがある!しかも月額990円と格安SIM最安値クラス
- ワイモバイルで家族割やおうち光割を適用できない人
- 5分かけ放題が不要でahamoより安い20GBプランがいい人
5位|楽天モバイル

項目 | 内容 |
---|---|
回線種別 | 楽天回線 |
料金 | 3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB~無制限:3,278円円 上記データで毎月自動計算 |
実測速度 | 53.25Mbps |
主なキャンペーン | 乗り換えと同時のiPhone購入で19,000ポイントプレゼント SIMのみ乗り換えで8,000ポイントプレゼント |
- 格安SIMで唯一の無制限プラン
-
無制限プランは楽天モバイル以外だと大手キャリア直接契約だけ!
大手は7,000円程度が基本料金だが、楽天モバイルなら3,278円で使い放題
- 電話もかけ放題
-
基本プランに電話かけ放題が込み!
- 段階制プランだから無駄なく使えてプランを選ばなくていい
-
毎月使った分だけ自動で料金を請求してくれる!3GB以下なら自動で1,078円しか請求されない
- iPhoneが通信キャリアの中で一番安い!しかも最新iPhoneも買える
-
元々の販売価格がドコモ・au・ソフトバンクと比べて最安値!キャンペーンも非常にお得
- 楽天モバイルエリア内の人(楽天エリア外の人には全くおすすめできません)
- 格安料金で無制限プランを使いたい人
- 楽天市場など、楽天関連サービスをお得に使いたい人
- iPhoneをお得に買いたい人

格安SIMは速度で選ぼう!20社を徹底比較
格安SIMの比較では、料金やキャンペーンの前に「実用に耐えうる速度」を満たすかどうかを確認しましょう。なぜなら、料金を重視しすぎた結果使い物にならないサービスを選んでしまって後悔する人が多いからです。
とはいえ「何をどう確認すれば後悔しないの?」と思う人が多いですよね。そこで、スマホの速度について以下の内容を詳しく解説します!
- 実際のユーザーが測定した速度「実測速度」が重要
- 時間帯別の速度も要確認!
- スマホやiPhoneが快適に使える速度とは?
- オンラインゲームをするならPingにも注目
格安SIMは実測速度が重要!時間帯別の速度も確認しよう
実測速度とは「実際にその格安SIMを使っているユーザーが測った速度」のことです。格安SIMはサービスによって通信速度が変わりますが、各サービスの公式サイトで明記されている「最大○◯Mbps」といった全くアテになりません。
なぜなら、最大速度は理論上の速度だからです。実際にその速度が出ることはないので、多くのユーザーが惑わされて後悔をしてしまいます。
そこで、実測速度を事前に確認してみましょう。実測速度は実際のユーザーが使った速度なので、非常に説得力が高いです!
格安SIMごとの実測速度は後ほど比較をしていますので、ぜひ参考にしてください。
スマホやiPhoneを快適に使うために必要な速度の目安
次に重要な点は「自分の使い方だったらどれくらいの速度が必要なのか?」ということです。
スマホに必要な通信速度は使い方によって変わるため、以下を参考にしてみましょう。
利用目的 | 推奨速度の目安 |
---|---|
LINE・メール Twitter・Facebook 画像が少ないWeb検索・サイト閲覧 ニュースアプリの使用 地図アプリ Youtubeの最低画質 |
1Mbps程度 |
Instagrams 2Dゲーム(ツムツム・パズドラなど) 画像多めのWeb閲覧 一般アプリのダウンロード |
3Mbps |
各種動画の高画質再生 (Youtube/Netflix/Amazonプライムなど) |
5〜10Mbps |
対戦型のオンラインゲーム (3DのFPSゲームなど) Zoomなどのビデオ会議 パソコンへのテザリング |
10~20Mbps |
4K動画の再生 ゲームアプリのダウンロード 快適なオンラインゲーム ゲーム機へのテザリング (ニンテンドースイッチ等) |
20~50Mbps |
後述の速度比較表を用いた場合、たとえばワイモバイルなら混雑時でも実測54.16Mbpsの速度があるためオンラインゲームや動画の視聴が快適な可能性が高いです。
一方で、mineoやBIGLOBEモバイルといったMVNOサービスはピークタイム時の速度が10Mbpsを下回るため、一般的な動画の視聴すら厳しいレベル。しかし「スマホはLINEしか使わない」という人なら全く問題はありません。
要は使い方次第で必要な速度が変わるという点が重要です。もしあなたがYoutubeなどの動画を視聴したり、ゲームをするならいつでも20Mbps程度の速度が出る格安SIMを選ぶことをおすすめします!
オンラインゲームをするならPingにも注目しよう
スマホでオンラインゲームをする人は、通信速度だけでなく「Ping」にも注目しましょう。
Pingとはスマホとサーバーの応答速度のことで、単位は「ms」で表されます。Pingが高ければ高いほど応答間隔にズレが生じる状態で、いわゆる「ラグい」「重い」という状態になります。
具体的にはPingが70msを超えると体感的にややズレを感じ始め、100msを超えるとはっきりと認識できるレベルで動作が不安定に。150~200msを超えると、動作が不自然になり通常のゲームプレイは不可能です。
なお、Pingが重要なのは繊細な動作が要求されるゲームだけです。あなたがオンラインゲームを快適に楽しみたいなら、格安SIM選びではPingにも着目しましょう!
荒野行動やapex、第五人格などのFPS/TPS系対戦ゲーム
モンストやMMORPGなどのオンライン協力ゲーム
パズドラやツムツムなどの1人用ゲーム
WebやSNSなどゲーム以外の用途
格安SIM20社の実測速度を比較
格安SIMにおける速度の重要性を解説しましたが、実際に各社の速度を自分で調べるのは面倒ですよね。
そこで、主要な格安SIM20社の速度表を用意しました。基本的に上にある格安SIMほど速度が速いサービスです!
なお「ピークタイム速度」とは格安SIMで特に混雑しがちな時間帯(昼12~13時)です。
- 「ahamo」「LINEMO」などキャリア直提供回線は速度が速い
- 「ワイモバイル」「UQモバイル」は最安値クラスの料金ながら速度が速い
- 「IIJmio」「OCNモバイルONE」はMVNOだが比較的高品質
- その他の格安SIMはピークタイム速度が遅く、Pingも高い
- 有名な格安SIMほど速度が速く、無名のサービスは危険
通信サービス | 下り速度 | ピークタイム速度 | Ping |
---|---|---|---|
ahamo | 133.91Mbps | 78.76Mbps | 50.13ms |
LINEMO | 76.62Mbps | 87.75Mbps | 43.62ms |
povo2.0 | 85.68Mbps | 63.56Mbps | 53.97ms |
ワイモバイル | 61.26Mbps | 54.16Mbps | 43.02ms |
UQモバイル | 74.43Mbps | 62.92Mbps | 50.56ms |
IIJmio | 46.38Mbps | 31.29Mbps | 98.79ms |
OCNモバイルONE | 58.66Mbps | 41.48Mbps | 56.01ms |
楽天モバイル | 53.25Mbps | 44.83Mbps | 52.02ms |
mineo | 44.31Mbps | 5.69Mbps | 67.91ms |
BIGLOBEモバイル | 16.48Mbps | 2.3Mbps | 59.59ms |
リンクスメイト | 77.52Mbps | 4.72Mbps | 51.08ms |
NUROモバイル | 61.2Mbps | 27.16Mbps | 50.24ms |
イオンモバイル | 41.99Mbps | 23.45Mbps | 89.01ms |
jcomモバイル | 42.42Mbps | 23.13Mbps | 55.05ms |
LIBMO | 32.19Mbps | 2.4Mbps | 51.27ms |
エキサイトモバイル | 24.07Mbps | 3.47Mbps | 84.83ms |
b-mobile | 22.75Mbps | 5.48Mbps | 124.3ms |
hisモバイル | 28.23Mbps | 6.8Mbps | 92.19ms |
TONEモバイル | 15.99Mbps | 5.63Mbps | 55.81ms |
donedone | 3.22Mbps | 3.24Mbps | 57.1ms |
【初心者向け】失敗しない!格安SIMの比較ポイント5つ
続いて、初心者向けに格安SIMの比較ポイントを解説します。比較に重要なポイントは以下のとおり。
- まずは速度が重要
- 自分に必要なデータ量を確認する
- 用途に応じて「キャリア格安プラン」「サブブランド」「MVNO」を選ぶ
- 料金を比較する
- 細かい月額料金よりもキャンペーンと速度を重視して決める
格安SIMの比較で失敗しがちなのは「とりあえずいろんな格安SIMの公式ページを見て回る」「料金だけで選ぶ」ということです。
料金だけで選ぶと後悔するのは前述の通りですし、世の中にはたくさんの格安SIMがあるので適当に見ていても何がいいのかがさっぱりわかりません!
今回解説するポイントを順番に確認すれば失敗や後悔をしない格安SIMが比較できるので、ぜひ参考にしてくださいね。
格安SIMは何よりも速度が重要
格安SIMで速度が重要なことは「格安SIMは速度で選ぼう!20社を比較」で解説したとおりです。
結論、ある程度の速度が見込めるのは大手キャリアが直接提供するサービスか、もしくは利用者が多くて速度に力を入れている格安SIMしかありません。
格安SIMは今や無数に存在しますが、上記以外のほとんどの格安SIMは「利用者が少ない=設備投資ができない=速度が遅い」という状況なので、契約してはいけません!契約後に後悔しないためにも、以下のサービスに絞って比較を行いましょう。
- 第4のMNO:楽天モバイル
- キャリア直提供:ahamo/LINEMO/povo
- キャリアの格安SIM:ワイモバイル/UQモバイル
- 特に速度が優れる格安SIM:IIJmio/OCNモバイルONE
格安SIMの比較前に必要なデータ量を確認しよう
続いて、格安SIMを比較する前に必要なデータ量を確認しましょう。
なぜなら、格安SIMごとに得意とするデータ量があるため、自分に必要なデータ量がわからなければ一番お得な格安SIMを見つけられないからです。
一例として、当記事おすすめの格安SIM(=速度が速い)が提供しているデータ量を比較してみましょう。
サービス名 | データ量 |
---|---|
ahamo | 20GB/100GB |
LINEMO | 3GB/20GB |
ワイモバイル UQモバイル |
3GB/15GB/25GB |
楽天モバイル | 3GB/20GB/無制限 |
IIJmio | 2GB/5GB/10GB/15GB/20GB |
OCNモバイルONE | 1GB/3GB/6GB/10GB |
この表からわかるように、たとえば月間3GBしか使わないなら20GBプランしかないahamoはおすすめできません。3GBプランを提供しているLINEMOやワイモバイル、5GBプランがあるIIJmioを選ぶべきです。
一方で、月間50GBの通信をするなら「ahamo」「楽天モバイル」を比較しましょう。50GB使える格安SIMはahamoと楽天モバイルだけなので、他のサービスは選択外です。
このように、自分に必要なデータ量を確認することで比較する格安SIMを絞り込むことができます。何十社も比較するより数社に絞り込んだ方がわかりやすくなるので、まずは「月にどれくらいデータを使うのか?」を意識しましょう!
なお、各データ帯における格安SIMは「データ無制限」「20GB」「3GB」でそれぞれおすすめしています。合わせてご覧ください!
格安SIMには「キャリア格安プラン」「サブブランド」「MVNO」がある
次に、格安SIMの中にも様々な種類があることを理解しておきましょう。
現在格安SIMと呼ばれるサービスには、細かく分けると4種類があります。それぞれの特徴をざっくりと表にしました。
速度 | 料金 | 代表的なサービス | |
---|---|---|---|
キャリア格安プラン | ahamo LINEMO povo2.0 |
||
サブブランド | ワイモバイル UQモバイル |
||
MVNO | OCNモバイルONE IIJmio mineo |
||
楽天モバイル | 楽天エリアのみ |
– |
簡単に言えば「料金はそれなりに安いが高品質なキャリア格安プラン」「料金・速度ともに高水準のサブブランド」「速度はそれなりだがランニングコストが優秀なMVNO」というイメージです。
楽天モバイルは独立した立ち位置で、自前の回線を持つ「第4のMNO」と言われています。(その他はドコモ・au・ソフトバンク)
しかし、楽天モバイルは格安SIM並みの料金の安さであるため、格安SIM(=大手キャリアより格安なサービス)として扱われることが多いです。
オンラインゲームや4K動画など、速度が重要なサービスを使う人は「キャリア格安プラン」「サブブランド」がおすすめで、スマホはSNSやLINEがメインという人なら「MVNO」がおすすめですよ。
速度×必要なデータ量を満たす格安SIMで料金を比較しよう
ここまでの段階で「自分が大体月にどれくらいのデータを使って、どんな使い方をするのか?」という点が整理できたはずです。
いよいよどのサービスを使うか決めていく段階ですが、ここまでくればあなたにぴったりなサービスがもう見つかると言っても過言ではありません。
もしあなたが「月間20GBくらい必要でオンラインゲームのプレイや動画を視聴する」なら、速度に優れるワイモバイルやahamoがおすすめです。(詳しくは月間20GBプランのおすすめ格安SIMをご覧ください!)
各データ量のおすすめ格安SIMは後述で料金を比較していますので、必要なデータ量ごとにぴったりな格安SIMを選んでくださいね。
細かい月額料金よりもキャンペーンが重要
最後に意識しておきたいことは、細かい月額料金よりもキャンペーンを重視した方がお得になるケースが多いことです。
例えば、あなたが月間5GBのデータ量を使うと仮定してみましょう。月間5GBのプランを提供しているmineoと、5GBプランはないけれどキャンペーンがお得なワイモバイルを比較しました。
mineo | ワイモバイル | |
---|---|---|
月額料金 | 1,518円(5GB) | 2,090円(15GB) |
キャッシュバック | – | PayPayポイント最大26,000円還元 |
1年使った場合の総額 | 18,216円 | -920円 |
2年使った場合の総額 | 36,432円 | 24,160円 |
3年使った場合の総額 | 54,648円 | 49,240円 |
ご覧のように、月額料金はmineoの方が500円ほど安く使えます。しかし、ワイモバイルは圧倒的なPayPay還元キャンペーンを実施しており、キャンペーンを加味して「実際にお財布から出ていく金額」を計算すると非常にお得です。
3年使ってもまだワイモバイルの方がトータルで安く使えます。このように、数百円程度の差ならキャンペーンがお得なサービスを選んだ方が総合的に安く使えることが少なくありません。
格安SIM選びで後悔するポイントのひとつが、月額料金だけで選んでしまうこと。速度の重要性は何度もお伝えしましたが、キャンペーンもしっかりと比較して選んでくださいね。

無制限プランの格安SIMを比較
ここからは、具体的に各データ量におけるおすすめ格安SIMをご紹介します。
- 楽天モバイル:3,278円で無制限!ただし楽天エリア内に限る
- ahamo:大盛りオプションで月間100GB利用可能
そもそも格安SIMで無制限プランを提供しているサービスは楽天モバイルしかありません。ただし、ahamoは大盛りオプションで月間100GB使えるため「実質無制限」と言っても過言ではないでしょう。
楽天モバイル | ahamo | |
---|---|---|
月額料金 | 3,278円 (無制限) |
4,950円 (100GB) |
通話 | かけ放題 ※Rakuten Linkアプリ利用 |
5分通話無料 |
キャンペーン | iPhone購入で最大24,000ポイント還元 | SIMのみ乗り換えで8,000dポイント還元 |
速度 | 速度自体は速いが建物内でやや電波が悪い | 非常に快適 |
備考 | 楽天エリア外はおすすめできない | なし |
どちらを選ぶべきか悩むところですが、あなたのお住まいの地域が楽天エリアならば楽天モバイルを選ぶことをおすすめします。
楽天モバイルはビルの高層階や地下で電波がややつながりにくいものの、無制限で3,278円という圧倒的な安さとお得なキャンペーンが魅力。解約金がかかる訳でもないので「まずは楽天モバイルを使ってみてダメだったらahamo」という流れで契約するのがおすすめです。
その場合、もちろんどちらのキャンペーンも適用になるため料金的な損はほぼありません。むしろお得です。結論、無制限プランはまず楽天モバイルを使ってみることをおすすめします!

無制限プランのおすすめ格安SIM1位|楽天モバイル

項目 | 内容 |
---|---|
回線種別 | 楽天回線 |
料金 | 3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB~無制限:3,278円円 上記データで毎月自動計算 |
実測速度 | 53.25Mbps |
主なキャンペーン | 乗り換えと同時のiPhone購入で19,000ポイントプレゼント SIMのみ乗り換えで8,000ポイントプレゼント |
- 格安SIMで唯一の無制限プラン
-
無制限プランは楽天モバイル以外だと大手キャリア直接契約だけ!
大手は7,000円程度が基本料金だが、楽天モバイルなら3,278円で使い放題
- 電話もかけ放題
-
基本プランに電話かけ放題が込み!
- 段階制プランだから無駄なく使えてプランを選ばなくていい
-
毎月使った分だけ自動で料金を請求してくれる!3GB以下なら自動で1,078円しか請求されない
- iPhoneが通信キャリアの中で一番安い!しかも最新iPhoneも買える
-
元々の販売価格がドコモ・au・ソフトバンクと比べて最安値!キャンペーンも非常にお得
- 楽天モバイルエリア内の人(楽天エリア外の人には全くおすすめできません)
- 格安料金で無制限プランを使いたい人
- 楽天市場など、楽天関連サービスをお得に使いたい人
- iPhoneをお得に買いたい人

無制限プランのおすすめ格安SIM2位|ahamo

項目 | 内容 |
---|---|
回線種別 | ドコモ直回線 |
料金 | 20GB:2,970円 100GB:4,950円 |
実測速度 | 133.91Mbps |
主なキャンペーン | SIMのみ乗り換えで8,000dポイント進呈 |
- 最高クラスの通信品質
-
ドコモと同品質の回線!格安SIMでいちばん速い
- 5分かけ放題が基本プランに込み
-
5分以内ならどんな通話でも追加料金なしでかけられる
- 超大容量プランがある
-
月間100GBで月額4,950円の「大盛りオプション」が使える
- 4K動画やオンラインゲームをガンガン楽しみたい人
- 20GBを超える大容量プランを格安で使いたい人
- 最安値でなくても速度や使い勝手で失敗したくない人

20GBの格安SIMを速度・料金で比較!おすすめランキング
20GBのデータ量帯は、3GBと並んで格安SIMの激戦区です。各サービスを表で比較してみましょう。
月額料金 | 速度の目安 | キャンペーン | |
---|---|---|---|
ahamo | 2,970円 (5分かけ放題込) |
8,000dポイント還元 | |
LINEMO | 2,728円 | 10,000PayPayポイント還元 | |
povo2.0 | 2,728円 | – | |
ワイモバイル | 2,090円(15GB) 2,970円(25GB) |
最大26,000PayPayポイント還元 | |
UQモバイル | 2,090円(15GB) 2,970円(25GB) |
最大13,000auPAYポイント還元 | |
IIJmio | 2,000円 | – | |
楽天モバイル | 2,178円 | iPhone購入で最大24,000楽天ポイント |
どのサービスも優秀ですが、上記の比較表をふまえておすすめのサービスをまとめました。
- 速度を優先したい人
-
LINEMO(10,000PayPayキャンペーンがお得)
- 料金を優先したい人
-
IIJmio(20GBプランで全格安SIM最安値)
- 15GBでもいいかな、という人
-
ワイモバイル(2,090円で速度が速い、キャンペーンもお得)
- 月によって20GBを超えるかもという人
-
楽天モバイル(段階性プランなのでデータ追加料が不要)
正直なところ、20GBプランは各社が力を入れているので当記事で名前を出している格安SIMならどれでもハズレはありません。
ただし、無名の格安SIMだけは絶対にやめておきましょう。20GBプランだと、ある程度通信する前提なので速度品質が重要です!
20GBのおすすめ格安SIM1位|LINEMO

項目 | 内容 |
---|---|
回線種別 | ソフトバンク直回線 |
料金 | 3GB:990円 20GB:2,728円 |
実測速度 | 76.62Mbps |
主なキャンペーン | 3GBプランが実質半年間無料 20GBプラン契約で10,000PayPayポイント還元 |
- ahamoより安い20GBプラン
-
月額2,728円でahamoより安く使える!
- 大手キャリアが直接提供する格安SIMでキャンペーンが一番お得
-
3GBプラン半年実質無料や10,000PayPayポイント還元!
- 3GBプランがある大手キャリアの格安SIM
-
ahamoでは未提供の3GBプランがある!しかも月額990円と格安SIM最安値クラス
- ワイモバイルで家族割やおうち光割を適用できない人
- 5分かけ放題が不要でahamoより安い20GBプランがいい人
20GBのおすすめ格安SIM2位|ワイモバイル

項目 | 内容 |
---|---|
回線種別 | ソフトバンク直回線 |
料金 | 3GB:990円 15GB:2,090円 25GB:2,970円 |
実測速度 | 61.26Mbps |
主なキャンペーン | 最大26,000円分のPayPayポイント還元 |
- 家族割もしくはおうち光割適用で料金が最安値クラス!
-
3GBなら月額990円で使える
- 速度が速い!
-
ソフトバンクのサブブランドなのでMVNOより安定している
- キャンペーンがお得!
-
PayPayの高額還元やセット端末の大幅割引があり格安SIMでも屈指のお得さ
- 料金は安く!速度はサクサク!を両立したい人
- キャンペーンがお得なサービスを選びたい人
- 家族(2回線以上)で契約する人
- 割引対象の光回線(ソフトバンク光)を契約している、もしくは一緒に契約できる人

20GBのおすすめ格安SIM3位|楽天モバイル

項目 | 内容 |
---|---|
回線種別 | 楽天回線 |
料金 | 3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB~無制限:3,278円円 上記データで毎月自動計算 |
実測速度 | 53.25Mbps |
主なキャンペーン | 乗り換えと同時のiPhone購入で19,000ポイントプレゼント SIMのみ乗り換えで8,000ポイントプレゼント |
- 格安SIMで唯一の無制限プラン
-
無制限プランは楽天モバイル以外だと大手キャリア直接契約だけ!
大手は7,000円程度が基本料金だが、楽天モバイルなら3,278円で使い放題
- 電話もかけ放題
-
基本プランに電話かけ放題が込み!
- 段階制プランだから無駄なく使えてプランを選ばなくていい
-
毎月使った分だけ自動で料金を請求してくれる!3GB以下なら自動で1,078円しか請求されない
- iPhoneが通信キャリアの中で一番安い!しかも最新iPhoneも買える
-
元々の販売価格がドコモ・au・ソフトバンクと比べて最安値!キャンペーンも非常にお得
- 楽天モバイルエリア内の人(楽天エリア外の人には全くおすすめできません)
- 格安料金で無制限プランを使いたい人
- 楽天市場など、楽天関連サービスをお得に使いたい人
- iPhoneをお得に買いたい人

20GBのおすすめ格安SIM4位|IIJmio

項目 | 内容 |
---|---|
回線種別 | ドコモ・au回線(MVNO) |
料金 | 2GB:850円 5GB:990円 10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 |
実測速度 | 46.38Mbps |
主なキャンペーン | 不定期でスマホ・iPhoneの特価セールを開催 |
- 2GB~20GBまで5段階の豊富なプラン
-
ワイモバイルやahamoにはない「5GB」「10GB」などプランが豊富
- 格安SIMで最安値クラスの料金
-
複雑な割引なし!格安SIMで最安値
- MVNOの中では通信品質に力を入れている
-
ワイモバイルやahamoほどではないが、普段使いには十分な速度
- 月額料金重視で格安SIMを選びたい人
- 月間データ量が5GB〜10GB程度の人
- 店舗サポートがなくても平気な人

3GBの格安SIMを速度・料金で比較!おすすめランキング
最後に、データをあまり使わない人向けの3GBプランで各社を比較してみましょう。
月額料金 | 速度の目安 | キャンペーン | |
---|---|---|---|
ahamo | 2,970円 (5分かけ放題込) |
8,000dポイント還元 | |
LINEMO | 990円 | 6ヶ月実質無料 | |
povo2.0 | 990円 | – | |
ワイモバイル | 990円 | – | |
UQモバイル | 990円 | – | |
IIJmio | 990円 (5GB) |
– | |
OCNモバイルONE | 990円 | – | |
楽天モバイル | 1,078円 | iPhone購入で最大24,000楽天ポイント |
3GBプランも各社が力を入れている容量ですが、20GBと違って圧倒的にLINEMOがおすすめです。現状LINEMO以外の選択肢はないと言えるほどおすすめで、その理由は以下のとおりです。
- 6ヶ月間実質無料キャンペーンがあるから
- 条件なしで月額990円と料金が最安値クラスだから
- 速度が速くて快適に使えるから
一見ワイモバイルやUQモバイルも安いように見えますが、LINEMOと違って3GBプランだとキャンペーンがほとんど対象外になる点がネックです。
また、IIJmioは5GB使えて990円ですが3GBプランはなく、3GBで足りるなら6ヶ月間は実質タダで使えるLINEMOが魅力的。
結論、料金が最安値で速度が速く、しかもキャンペーンがお得と格安SIM選びにおける全ての基準を満たしているLINEMOが最もおすすめです。3GBプランで迷っている人は、絶対にLINEMOを契約しましょう!
3GBプランで圧倒的におすすめなのはLINEMO

項目 | 内容 |
---|---|
回線種別 | ソフトバンク直回線 |
料金 | 3GB:990円 20GB:2,728円 |
実測速度 | 76.62Mbps |
主なキャンペーン | 3GBプランが実質半年間無料 20GBプラン契約で10,000PayPayポイント還元 |
- ahamoより安い20GBプラン
-
月額2,728円でahamoより安く使える!
- 大手キャリアが直接提供する格安SIMでキャンペーンが一番お得
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- ワイモバイルで家族割やおうち光割を適用できない人
- 5分かけ放題が不要でahamoより安い20GBプランがいい人
ランキングや比較に出てこない格安SIMは何がダメ?
続いて、ここまでのランキングや比較であまり名前が出てきていない格安SIMに触れていきます。
特に、格安SIMでも知名度が高い「mineo」や「BIGLOBEモバイル」は検討している人も多いのではないでしょうか?
しかし、これらのサービスをあえて契約するメリットは現状ありません。どれも悪いサービスではありませんが、もっとお得な格安SIMが他に存在するからです。
- mineo:月額料金が高い
- BIGLOBEモバイル:月額料金が高く、エンタメフリーオプションには罠がある
- LIBMO:速度が遅い
- イオンモバイル:月額料金は他に安いサービスがあるが、店舗サポートが魅力
上記について、詳しく解説をします!
mineoは料金が高い
mineoは関西電力資本の老舗格安SIMで、契約者も多い優良サービスです。しかし、2023年現在ではあえてmineoを選ぶ必要はありません。その理由は、格安SIMで比較した場合に「単純に料金が高い」からです。
格安SIMで最安値クラスのIIJmioと比較すると、その差は歴然。以下の表をご覧ください。
mineo | IIJmio | |
---|---|---|
1GB | 1,298円 | 850円(2GB) |
5GB | 1,518円 | 990円 |
10GB | 1,958円 | 1,500円 |
20GB | 2,178円 | 2,000円 |
実測速度 | 44.31Mbps | 46.38Mbps |
ピーク時速度 | 5.69Mbps | 31.29Mbps |
ご覧のように、全てのデータ帯においてIIJmioの方が安いです。しかも、実測速度ベースでもmineoよりIIJmioの方が速いため、料金でも速度でもmineoよりもIIJmioがおすすめと言えます。
さらに、mineoは格安SIMの弱点であるピーク時速度が遅すぎるという重大な欠点があります。mineoは決して悪いサービスではありませんが、mineoよりも優れたサービスが他にあるため当記事ではおすすめをしていません。
BIGLOBEモバイルはエンタメフリーオプションが罠
月額料金は格安SIMの中ではやや割高なものの「Youtubeなどの対象サービスが見放題」になるエンタメフリーオプションが魅力的なBIGLOBEモバイル。
しかし、エンタメフリーオプションには下記2点の大きな問題点があります。
- 低画質でしか見れない
- Youtubeだとサムネイルの読み込みや検索ページはデータ量を消費する
たとえば、Youtubeの動画だと360p以下の低画質しか視聴できない速度に制限されています。スマホの画面が小さかった一昔前ならそれほど問題ではありませんが、5~6インチクラスの大画面スマホだと360pでは粗さが目立ってしまうことに・・・。
さらに、ABEMAやU-NEXTは「最低画質」でしか視聴できません。せっかくの映画やスポーツであっても、画質が悪ければ不満が溜まってしまいますよね。
以上の内容に加え、BIGLOBEモバイルは月額料金が割高なのでわざわざ契約するほどの魅力はありません。結局SNSの利用や検索でデータを消費するので「低画質でも問題ない、スマホはYoutubeしか見ない」といったごく一部の人にしかおすすめできないため、当記事ではおすすめをしていません。
LIBMOは速度が遅い
20GBプランが月額1,991円とIIJmio並みの価格で使えることから話題を呼んでいるLIBMO。しかし、LIBMOには「実測速度が遅い」という致命的な弱点があります。
実際のユーザーが測定した速度が見れる「みんそく」によると、LIBMOの実測平均速度は32.19Mbpsです。さらに、昼12-13時のピーク時速度はなんと2.4Mbpsという非常に遅い速度が平均値として報告されています・・・。
上記の速度はあくまでも平均値なので「周囲に人が多い」「オフィス街」などの環境だとさらに速度が低下する恐れもあります。料金的には魅力があるLIBMOですが、せっかく20GB使えても速度が遅いのでは意味がありません。
IIJmioなら20GBプランは2,000円とLIBMOよりわずか9円高いだけなので、LIBMOを検討している人はIIJmioを選ぶ方がおすすめです!
イオンモバイルは店舗サポート重視ならおすすめ
イオンモバイルは料金・速度ともに大きなメリットはありませんが「全国のイオンに実店舗がある」という点が魅力。
実店舗サポートは年配者やスマホ初心者にとっては心強いサービスです。イオンでお買い物をするついでに操作について聞けたり、気軽に料金相談ができたりします。
料金や速度面では特筆すべき点がないので当記事では強くおすすめしていませんが、イオン商圏かつサポート面を重視する人ならおすすめですよ。
格安SIM10社のキャンペーンを比較
続いて、格安SIM10社のキャンペーンを簡単に比較しました。
結論、最もお得に申し込みできるのは「SIMのみ乗り換え・新規契約で最大26,000円還元されるワイモバイル」です。
SIMのみ | SIM+端末セット | |
---|---|---|
ワイモバイル | 最大26,000円還元 (PayPayポイント) |
機種代金 iPhone:21,600円割引 Android:最大33,000円割引 |
楽天モバイル | 最大7,000円還元(楽天ポイント) | iPhone:最大24,000円還元 Android:最大28,700円還元 (楽天ポイント) |
UQモバイル | 最大13,000円還元(auPAY) | 機種代金 最大22,000円割引 |
ahamo | 8,000円還元(dポイント) | ー |
LINEMO | 最大15,000円還元(PayPayポイント) | ー |
povo2.0 | ー | ー |
IIJmio | 初期費用割引割引 通話定額410円×6ヶ月割引 |
初期費用割引割引 通話定額410円×6ヶ月割引 スマホ特価セール:最安500円〜 |
OCNモバイルONE | 最大5,495円還元 | 人気のスマホセール:最安1,100円〜 |
mineo | ー | 機種代金 最大15,400円割引 |
BIGLOBEモバイル | ー | ー |
各社のキャンペーンに関しては「格安SIMのキャンペーン比較・速報記事」で詳しい比較を行なっていますので、是非合わせてご覧ください!

格安SIMの乗り換え(MNP)方法
続いて、具体的に格安SIMに乗り換えをする方法を解説します。
- 手順1|必要書類を揃える
- 手順2|公式サイトから申込する
- 手順3|MNP開通手続きの実施
格安SIMに乗り換えるときに必要な書類
格安SIMに乗り換えるときに必要な書類は、以下のとおりです。
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
- クレジットカードまたは銀行口座情報
- 乗り換えの場合はMNP予約番号
格安SIMの解約タイミングは月末!
- 乗り換えタイミングは月末付近がおすすめ
- 乗り換え元の解約金・違約金や手数料は0円
格安SIMに乗り換える具体的なタイミングですが、基本的には月末付近がおすすめです。
理由としては次のとおりです。
乗り換え元
- 解約時の料金は日割りにならない
乗り換え先
- 転入月は日割り計算される
格安SIMは乗り換えをした月は日割り計算されるので、月末付近に乗り換えた方が初月の請求が少なくなります。
また、解約する際はキャリア・格安SIM問わず1ヶ月分満額請求されることがほとんどです。
結果的に月末付近に乗り換えた方が「乗り換え元のデータを無駄なく使い切り、乗り換え先の初月料金も安くなる」のです。
乗り換え元のキャリアや格安SIMでMNP予約番号を発行
格安SIMへ乗り換えるには、現在契約中のキャリアから「MNP予約番号」という10桁の番号を取得する必要があります。
取得時には必ずMNP予約番号と有効期限をメモしてくださいね。
他社キャリアでMNP予約番号を取得する方法を以下にまとめましたので、参考にしてください。
格安SIMに申込をする
MNP予約番号を発行したら、各サービスのオンラインサイトから格安SIMに申込を行いましょう。
具体的な手順は格安SIMごとに異なりますが、当サイトでは各サービスの乗り換え方法を詳しく解説していますので合わせてご覧ください!



格安SIMにしたら後悔する?罠がある?デメリット5つ
続いて、格安SIMの代表的なデメリットを5つご紹介します。
- キャリアメールが使えない
- MVNOは昼間の速度が遅い
- 留守番電話など非対応のサービスがある
- 支払い方法はクレジットカードがメイン
- ギガ無制限を提供しているのは楽天モバイルだけ
キャリアメールが使えない
格安SIMではキャリアメールの提供がありません。しかし、キャリアメールの「持ち運びサービス(有料)」を使えば乗り換え元のキャリアメールを格安SIMでも使えます。
持ち運びできるキャリア | 月額料金 |
---|---|
ドコモ | 330円 |
au | 330円 |
ソフトバンク | 330円・または年額3,300円 |
楽天モバイル | 330円 |
しかし、持ち運びサービスは有料です。ahamoに乗り換えて月額料金が下がったとしてもキャリアメールにお金をかけるのはもったいないですよね。
無駄な出費を下げたい場合はGmailやYahoo!メールなどのフリーメールもおすすめです。
このように、格安SIMでキャリアメールの提供がなくても代用策はあるので安心してください。
MVNOは昼間の速度が遅い
MVNOは大手キャリアから通信回線を借りている都合上、どうしても混雑する時間帯(昼12-13時、夜18-20時)の速度が遅くなりがちです。
とはいえ、IIJmioやOCNモバイルONEなど速度に力を入れているサービスなら比較的影響が少なく済みます。
また、キャリアが直接提供する格安プラン「ahamo/LINEMO/povo」やサブブランド「ワイモバイル/UQモバイル」に関しては大きな影響を受けません。
昼12-13時に快適な通信を行いたい人は、キャリア格安プランまたはサブブランドがおすすめです。
留守番電話など非対応のオプションがあるかも
格安SIMでは、キャリアと違って非対応のオプションが多いです。
特に留守番電話や転送でんわといった通話系のオプションサービスは提供していないサービスが多いため、必要な人は事前に確認しておきましょう。
なお、かけ放題などの通話オプションは多くの格安SIMで提供しています。
支払い方法はクレジットカードがメイン
格安SIMの支払い方法は基本的にクレジットカードです。
口座振替を希望する人は「ahamo」「ワイモバイル」「UQモバイル」など、一部サービスに申し込みをする必要があります。
ギガ無制限は楽天モバイルだけ
格安SIMでギガ無制限を提供しているのは楽天モバイルだけです。
とはいえ、ahamoは月間100GB使える「大盛りオプション」を提供しているため、選択肢に加えても良いでしょう。
詳しくは「無制限のおすすめ格安SIM」で解説していますので、合わせてご覧ください。
格安SIMの比較に関するよくある質問
格安SIMとは「大手キャリアに比べて格安で使える通信サービス」の総称です。以前はドコモ・au・ソフトバンクから回線を借り受ける通信サービスを指していましたが、昨今では大手キャリアもこぞって格安プランを開始したことで定義は曖昧になりました。
格安SIMが安い理由は、大きなコストである「広告費・店舗費・人件費」を極力抑えているからです。大手キャリアのように実店舗を持たず、問い合わせ用のコールセンターなども用意しないオンライン専用にすることで大幅な安さを実現しています。
格安SIMにしない理由で最も多いのは「速度が遅くなるから」です。しかし、速度に関してはahamoやLINEMOなど、大手キャリアの直回線を使えるサービスが登場したことで大きく状況が変わりました。また、MVNOのIIJmioやOCNモバイルONEでも速度品質に力を入れていることで、選ぶサービス次第では速度の遅さを感じずに毎月のスマホ代を大きく抑えられます。
格安SIMの乗り換えタイミングは「解約タイミング」でも触れたように月末付近がベストです。なお、解約金や違約金は2023年においては0円のサービスがほとんどです。
格安SIMでは最新のiPhone14をはじめ、ほとんどのiPhoneが利用できます。乗り換えと同時にiPhoneを購入するなら、楽天モバイルが最も安く購入できますよ。
まとめ|格安SIMは速度が重要!乗り換え前に比較をしよう
当記事では、2023年におすすめできる格安SIMの比較ランキングを詳しくご紹介しました。
- 1位|ワイモバイル
- 2位|ahamo
- 3位|IIJmio
- 4位|LINEMO
- 5位|楽天モバイル
結論、迷う人はキャンペーンがお得でプランの選択肢が広く、速度も速いワイモバイルがおすすめです。
また、格安SIMの比較方法・選び方は以下のとおりです。
- まずは速度が重要
- 自分に必要なデータ量を確認する
- 用途に応じて「キャリア格安プラン」「サブブランド」「MVNO」を選ぶ
- 料金を比較する
- 細かい月額料金よりもキャンペーンと速度を重視して決める
料金だけでなく、速度やキャンペーンを比較して使いたいデータ量に応じて選ぶことが失敗しない格安SIM選びのコツ。
当記事を参考に、あなたにぴったりな格安SIMを見つけてくださいね!