松山城の南側、町割の中に斜行する一筋の道、今も昔も「歩行町」と呼ばれる。電気軌道の電車道跡で、当時からハイカラな人や文化が行き交っている。洗練された外観や鋭角の壁は、歩行町の通りが決定つけたデザイン。思い切って、屋外階段とベランダを取り除けて、シンプルな外観にした。この建物に暮らす人、通りを行き交う人、かかわる人全てに、敷地が持つ固有の豊かさを発見してもらい、スタイリッシュな生活の中に、心も体も充実した豊かさを感じてもらいたい。