比較的広い敷地に対してローコスト化と機能性から平屋を採用した。私が提唱している伝統的な住まい方を現代に生かす「宅育の家」の考え方に基づき、玄関土間につながる廊下状の広い土間を設け、外部空間の取り込みと多目的利用を考えた。 又庇も充分に出し、風が通り、最小限の冷暖房で生活できるように日本の風土に対応させている。 ル・コルビジェは「住宅は住むための機械」といったが、「住宅は見せるための箱」化している現代の住宅への提言として「宅育の家」の概念がある。