大阪寝屋川市にある、南西角地に建つ木造(SE工法)3階建ての住宅です。2つの光庭に接するように、各居室、水廻り空間が3階へ向かって回遊するようにつながっています。隣家に面する北側・東側は、ほとんど開口部を設けず、この光庭に向かって大きな窓をそれぞれとっています。特に2階洗面脱衣スペース、浴室スペースは、この光庭に向かって開放されており、住宅密集地という条件の中で、窓を全開に開けながらお風呂に入れるようになっています。移り変わる空の表情と光のうつろい。この光庭は、外部の自然環境を抽象化し、内部と外部を緩やかに繋ぐ役割を果たしています。そしてこの家のサブタイトルの由来である、リビング上部にとび出した三日月(croissant
de lune フランス語)型の腰掛。座板の透明プラスチックハニカムによって、光庭からの自然光、あるいは照明器具の光を屈折させ、様々な表情を見せ楽しませてくれます。