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Courtyard House

設 計|北村彰朗

施 工|ASJ 高松スタジオ[センコー産業株式会社]

構 造|鉄筋コンクリート造(壁式構造) 地上2階

撮 影|矢野紀行

この住宅は、坂出港より山寄りに1.5kmの市街地で、南側に標高100mほどのこの地方特有の小富士型の小山を望むことのできる位置にあります。北側は12mの計画道路で、道路境界より7mほどは建築できません。また、南側の2.5m道路は二項道路で壁面後退があり、道路対面に木造の戸建てアパートが3棟連なっています。

クライアントは、景観のよい敷地を探しておられたのですが、南側の小山の眺め以外は決して眺望を楽しむことはできないこの敷地を入手されました。この地に建てる住まいへの要望は、室内から四季を感じることができ、プライバシーを保った上で南側の小山を眺望できることと、4人の子供たち(当時3人)が活発に走り回り、遊び心をくすぐる住まいにしたいということでした。

冬至には敷地の中央まで小山の日陰が落ち、南のアパートに対面するため、リビングダイニングの床を道路面より1.6m上げ、コの字に構成してできた中庭の南側に子供たちが遊ぶステージのようなデッキテラスを設け、対面するアパートを遮りながら小山を眺めるようにし、冬期の日射を確保しました。

ダイニングの北側に子供コーナーがあり、2階のオーバーハングした壁と道路境界に設けた斜めの塀で歩行者の目線を気にせず道路側の築山を見ることができます。また、リビングの床を上げたことでスキップした寝室や子供室の距離を感じなくなり、比較的大きな住宅ながら一体感のある空間となりました。

浴室、客間を含め家族が団らんする場所から坪庭、中庭、築山の3つのコートヤードにそれぞれ四季の移り変わりを感じることのできる「ハナミズキ」「シャラの木」「モミジ」「ハナモモ」を植栽し、グランドカバーには、手入れのいらないイワダレ草を敷き、見るだけではなく踏み入ることができ、内部と囲まれた外部が連続した住宅となりました。

(北村彰朗)

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