A-COLLECTION

6 Court-House 南より見る夕景 6 Court-House リビングコートから見る夕景 6 Court-House キッチン、ダイニング、リビングを見る 6 Court-House ダイニングからリビングを見る 6 Court-House エントランスからリビングとキッチンを見る 6 Court-House 吹き抜けと2階のブリッジ
6 Court-House 階段の下に光が差し込む 6 Court-House パウダールーム 6 Court-House バスルーム 6 Court-House 南東の高台から見る
6 Court-House

設 計|小島広行

施 工|ASJ 飛騨高山スタジオ[株式会社井上工務店]

構 造|木造在来工法一部鉄骨吊り構造 地上2階

撮 影|上田宏

[外部空間を取り込む住宅]

計画は岐阜県の住宅地に位置し、夫婦と子供3人がのびのび生活可能な住宅です。自然あふれる開放感とプライバシーの確保というニーズに応えるための構成です。大きなリビングコートを中心に、いくつかの外部空間の挿入が各室に広がりを与え、さらには通風採光条件を高めました。

リビングスペースは1.5層の吹抜け空間をスチールロッドの吊り構造として開放性を演出し、その上部をルーフバルコニーとし、近隣のスラブレベルよりも高くすることで、視覚的バッティングの回避と、空をつかめるようなプライベートな外部空間を生み出しました。このスラブのズレが各室との連携を高め、家族の気配を感じられる構成となり、ガラスのブリッジとともにライフスタイルを表出しています。

リビングには大型トップライトを2カ所に配し、自然光が差し込むことで階段などに影を生じさせ、影が動くことで時間の流れが感じられ、時の経過と共に空間性も変化し、やすらぎの空間を提供しました。

2階の各室は壁で仕切らず外部空間のコートで仕切ることで独立性と開放性が感じられ、快適に過ごせるフロアとして創出しました。近隣からの視線をコントロールするため、外周部の開口部を全く設置せず、外部空間(コート)を随所に挿入することで、柔らかな陽射しと通風が心地よい環境を生み出しました。合計6つのコートが外部空間と内部空間の融合を可能にし、豊かな自然環境との共生を可能にした住宅です。

私どもの設計活動の基軸は、下記の5事項からなります。

  • 近隣建物などからの視線のバッティングを 回避すること。
  • 外部空間との連携方法。
  • 断面的繋がり。
  • 通風・採光条件を高める手法。
  • 住まい手のライフスタイルの検証。

これらの基軸をもとに、周辺環境や立地条件を勘案し、最適に生活可能な建築を創造することを目的として活動しております。私どもの設計手法により豊かな空間構成の住宅となり、少しでも社会に貢献できればと考えております。

(小島広行)

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